自治会Webサイト構築における個人情報保護の注意点

  1. 基本的な考え方

    2017年の法改正により、すべての自治会に「個人情報保護法」が適用されています。

「知らなかった」では済まされないため、組織的な対応が必要です。

  1. Webサイト運営の4つのポイント

  • プライバシーポリシーの掲載
    • サイト内に「個人情報保護方針」のページを作成する。

    • 利用目的(例:行事の連絡、問い合わせ対応)を明記する。

  • 写真の掲載と肖像権
    • 顔がはっきり写っている写真は、本人の同意を得るのが原則。

    • 不特定多数が写る場合は、顔をぼかす等の加工を行う。

    • 行事の告知時に「HPに掲載する場合がある」と事前に周知しておく。

  • 閲覧制限の活用
    • 会員名簿や役員連絡先などは、一般公開ページには載せない。

    • 会員専用のパスワード付きページにするか、紙の配布物と使い分ける。

  • セキュリティ対策(SSL化)
    • 問い合わせフォームなどを設置する場合、通信を暗号化(SSL/HTTPS) されているサーバーを利用する。

  1. 実務上のチェックリスト

    • 自治会内部で「個人情報取扱規程」が作成されているか。

    • サイトの管理画面にアクセスできる担当者を限定しているか。

    • パスワードを使い回さず、適切に管理しているか。

    • 住民から削除依頼があった際の窓口(連絡先)を用意しているか。

  2. アドバイス 「便利さ」と「安心感」の両立が大切です。

まずは「誰でも見られる情報(ゴミ出し、行事予定、避難場所)」と 「会員しか見られない情報(名簿、議事録)」を 明確に切り分けることから スタートすることをお勧めします。